店舗外壁(レンガ壁)補修の巻

平成24年初頭、ドカ雪凄かったですね!
雪掻きに忙殺された方も多かったのではないかと思います(;_;)
落雪被害も多かった記憶も新しいところですが、例外にもれずお得意様の店舗でも今になって問題が発覚しました。

 

海岸地帯の店舗様。
建造後8年経過。施工時の防水が甘かったのか、屋根近辺のモルタルが浮いてしまいこの度の豪雪により浸水剥離した模様です

 

 

 

 

 

普段、厨房機器や設備の営繕でご用命頂いている店舗様なのですが、視線を上に向ける事が少ない事もありすっかり見逃していました・・・・(反省)

 

 

補修前に細部の点検。
剥がれ落ちた部分の周辺も、だいぶ経年劣化が進んでいる(剥がれかけてガバガバしている部分も少なくない)

 

 

 

 

 

 

 

 

施工は、コンクリボンドをレンガ面と壁面に塗布ししっかり圧着したのちに完全硬化までの養生としてコンクリビスで止めてゆく。
基本的に脆くなっているので、先にドリルで下穴を開けてからビス止めする。

 

 

 

 

モルタルは長年の風雨によりスカスカになっており、余計な力がかからないよう細心の注意を払い施工してゆく。養生をしっかり実施することが肝要。


今回は、剥離落下したレンガが綺麗に割れてくれていたおかげで、破断面がパズルのように解り易く復元が容易だった。どうしてもスキマが出来て寸法が合わなくなるので、修正し易いと思われる部分を最後にまわして貼り付けしてゆく

 

 

 

 

 

 

 

 

2箇所の広範囲に渡る貼り付け終了。
ビス打ち養生も順調に終わり、所要時間は1時間。

コンクリボンドが完全硬化したのを見計らい、養生ビスを撤去した後に各部の隙間に防水コーキングを施工する事になります。

広範囲の施工(重篤な状態の場合)は左官さんに依頼しますが、本件は下調べ・研修の上自分で施工しました。とても勉強になりました

 

 

これだけやっても、自宅の修繕はなかなか腰が重くて・・・・。直したいところは多々あるのに・・・。

DIY(ドゥーイットユアセルフ)、やろうと思えば下調べ次第でけっこう行けます。一度やってみたものは自分の財産にもなります。業者に依頼する前にやってみる。これもまた楽しいです(私だけ?) 時間が無くてそんなことやってられんわ!って方はご相談ください(笑) 厨房屋を自認する私ですが、やれる事は恐れずガンガンやります!

大事な事ですが・・・・・ お安くやります(^^)

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